三脚を使った作例と解説タイトル
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超望遠レンズで
三脚を必要とする代表例の一つに、「望遠レンズや超望遠レンズを使うとき」というのがあります。
望遠レンズ、特に超望遠レンズでは正確にピントを合わせる必要があります。ファインダーを覗いてぼやけて見える画像は、ピント合わせ操作をすると、あるところではっきり見え、すぐに又ぼやけてしまうでしょう。一瞬の画像が一番ハッキリ見えるところがピントの合ったところ、「ピントの山」の頂点です。写真用語を使うと望遠レンズや超望遠レンズでは被写界深度がとても浅いのでピントを正確に合わせることが大切です。
もちろんかなりしっかりした三脚を使いましょう。
前述のように正確にピントを合わせる為には、カメラとレンズが揺れないようにしっかりと固定しないといけません。
ファインダー像が揺れていると、ピントが合ったのかどうかよくわかりません。三脚を使うと、レンズやカメラを三脚に預けることが出来ます。自分で持ち続けるのと違って、チャンスを待っていてもくたびれません。 焦点距離が長くなると、被写界深度は浅くなります。深くしようとすれば、絞りを絞ります。シャッタースピードはどうなりますか?当然遅くなります。
遅いシャッターを使うとき気をつけることは、少なくとも二つあります。
一つはカメラブレ、もう一つは被写体ブレ。カメラブレは、適切な三脚を使って防げます。被写体ブレは三脚で防ぐわけにはいきません。良い写真は、良い機材を持っていれば撮れるものでは有りません。使いこなせることが肝要です。使う機材にふさわしい三脚を使えば、望遠、超望遠レンズを駆使出来ます。
三脚を自分の手足のように自由自在に使えるようになれば、望遠、超望遠の性能、魅力を十分に引き出すことが可能です。
【データ】
撮影者:星崎 憲治(ホシザキ ケンジ ) 会社名: ベルボン株式会社
使用三脚 : 大型三脚  
撮影データ

(カメラ)

(レンズ)

(シャッタースピード)

(絞り)

デジタル一眼レフカメラ 100-300mmF4+
2×テレコンバーターEX
1/320

カワセミ:F5.6
シジュウカラ:F5.6
オオヨシキリ:F11

三脚以外に使用したアクセサリー :自作雲台+プレート
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写真2 写真2 写真1
カワセミ シジュウカラ オオヨシキリ
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