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結 果 発 表 ( 2021 発表 )
 
     
 
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■ 総評 ■

コロナ禍の外出もままならない中で、ご自身の写真と向き合い、応募してくださった皆様に感謝致します。全5,149枚もの応募作品は秀作揃いで、どの写真からも撮る喜びや楽しさが伝わりました。もちろん、写真は忍耐と体力勝負。楽しいだけでは撮れません。そして、ただ撮るだけの時代はとっくに終わり、ようやく撮れた感動を錬金術師のようにトリミングや加工など錬成するのが今の写真です。それだけ、自由に描けるようになったからこそ、初心の心得である撮りたいイメージの撮影方法や撮影用品の撮る前の準備を怠らないようにしてください。後作業でかなりの差がつきます。写真に正解はありません。誰がなんと言おうとご自分の美意識を信じて、ブレずに我が写真道を極めてください。

 
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グランプリ グランプリ 1 名 賞金 20 万円 表彰楯  
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  グランプリ  
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  作品名:星に願いを
撮影者:阿部 良樹 様


 
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spacer ■ 講評 ■ spacer
 

曇空の中で、一瞬の晴れ間を撮影されました。晴天だったら、これほど幻想的な世界観は表現が出来ませんでした。雲が晴れるのを忍耐強く待ったので撮れた絶景。2021年を象徴するボードの言葉が、地上の願いと重なる構図になっています。高所からの視線が鳥居を印象づけ、神様がわたしたちを見守っているかのようですね。

 
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グランプリ 準グランプリ 1名 賞金 5 万円 表彰楯  
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  準グランプリ  
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  作品名:甘い時
撮影者:柴田 孔治 様


 
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spacer ■ 講評 ■ spacer
 

とても愛情深いと言われているキタキツネ。見る側も目を細めてしまう親子の表情を逃さずに撮りました。輝く逆光の背景が効果的に働き、子育ての尊さを演出しています。そして、親子の背丈と平行に緑のラインが上から下へ斜めに入り、背伸びしている子狐の幼さを強調しています。背景が表情をより魅力的にしています。

 
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審査員( 講評 ) 安珠(あんじゅ)氏


■略歴
安珠(あんじゅ)氏
東京都出身。ジバンシーにモデルとしてスカウトされ渡仏。パリコレなど国際的に活躍し、写真家に転身し帰国。90年代から、広告、雑誌連載、講演、ビジュアルプランから映像監督まで幅広く活躍。物語を紡ぐ独特の作品には、少年少女の世界「ビューティフルトゥモロウ」、平安京をテーマにした「Invisible Kyoto 」、子どもたちの夢を取材するプロジェクト「Dream Linking★」など。子どもたちに写真を読み解く授業も開催。日本写真家協会会員、日本写真協会会員、 全日本写真連盟役員。


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