結 果 発 表 ( 2017/9/28 発表 ) |
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玉ボケの応用でハート型玉ボケを撮影を練習していたが、どうしてもキレイなハートにならず、型紙を何度も作り直した。 初めての多重露光作品。
多重露光も偶然に頼るので、どう出るかの結果次第で、それを見極める目が重要。観覧車の位置とハートの位置があたかも計算されたかのように、とてもバランスよく、色合いも大まかに2色にまとまっていて、とてもステキです。上手い具合に時計の数字が隠れたのも良かったですね。
サファリパークでの撮影です。たくさんのクマがいましたが、この2頭は特に仲が良さそうでずっとグータッチしながら何かを話しているようでした。仲直りした兄弟のように見える微笑ましいシーンでした。
かわいいですね?、クマも。カワイイ表情と仕草を捉えたタイミングと露出良し、目にピントきているところ良し、背景が上手くボケた被写界深度良し、右のクマさん、ちょっとブレて動きを感じられるシャッタースピード良し。「ゆびきりげんまん…」みたいな会話も聞こえてきそうです。
ゲリラ豪雨により発生した雷を自宅から見ていたら 世界の終わりを彷彿させる様子に感動しシャッターを押しました。 雷撮影は初めてで、夜景や星景撮影の経験をうまく行きかすことができました。
スゴイ迫力ですね?。カミナリ自体の形や配置も良いですが、画面下に街の灯りがたくさん入っている構図も良いと思います。特に中央に目立つ照明が、紫の空と黄色っぽい色合いの対比になっており、ぐっと画面が締まりますね。
現像して下さった店員さんに「一部光線かぶりがあります」と言われ一時はがっかり。しかし、データをみて思わず口角が上がりました。どこからともなく飛んできた風船を自宅周辺の景色と共におさめた一枚ですが、光線かぶりのおかげで異空間に・・・。フィルムカメラをこういう形で楽しむのも有りなのでは、と思い出展しました。
あえて色かぶりしたコマを選べるその選択眼、とても評価したいです。マグリットの絵を思い出しますね。現実世界である建物だけが現実にはあり得ない色になっているところ、そしてその色の境目にちょうど気球がきたところも、ポツンと真ん中にあるところも、また空に他に何もないところも非現実的で面白いです。
岐阜県岐阜市の某竹林にて。 ヒメボタルの乱舞を竹取物語の光る竹に見立てて表現しました。 大玉を作る為に望遠で撮影しましたが、狭い画角内にホタルが入ってくれるチャンスは少なく、ひたすら忍耐の撮影でした。
そうか、かぐや姫のお話は、竹林にホタルがいたことから始まったのか! と思っても良さそうですね。ホタルの写真の応募もいくつもあった中から勝ち抜いた1枚です。竹とボヤけた光の重なり具合などが良い感じだと思いました。竹の足下が少々寂しいので、レンズをもう少し上に向けられていたら、なお良かったと思います。
和歌山みなと祭りの花火を港湾地区から撮影しました。天候にも恵まれ、近くのカメラマンと和気あいあいと待ち時間を過ごしました。花火の位置を確認したところ、ガントリークレーンが入りそうだったので一緒に入れてみたのですが、まるでキリンが花火を見ているかのようで和んだのが思いで出す。花火ですので絞り気味に撮影し、白飛びしないように心がけました。
キリンが佇んで花火を眺めている、そう私も思います。花火の形や組み合わせ、色合いなども良く、なかなかステキな1枚ですが、せっかくなので、水面への花火の映り込みももう少し入れていたら、なお良かったと思いました。水際の横線を上手く配置して、縦構図も良かったかもしれません。
遥か昔に後にした故郷を思い出しているのでしょうか?
ノラ猫さん、耳カット(手術済みの印)されていますね。目や表情、ピントがとてもよく、本当に何を思っているのでしょう…人間社会は、他の生き物に住みにくい環境しかつくっていない、なんて考えてはしませんかね。背景や後ろの光もとても美しく、半逆光で頭の輪郭線の縁取りもステキなポートレートだと思います。
満開になった桜と記念写真です。
本人には申し訳ないですが、何とも言えないおかしさ、微笑んでしまいます。頭と花器の丸さ加減が同じ感じなのも、偶然でしょうが、とにかくカワイイ。髪の毛の様子もたまたまでしょうが、カワイイ。泣く場面なのに、また桜(?)が思い切りきれいに咲いているところも、また…おかしいけど微笑ましい要素、満載です。
結婚2年目、義理の親が来るというのに夫婦喧嘩。そして家も片付いていない。掃除をする気を失くしたが、たまたま三脚の上にカメラが置いたあったので、ちょっと撮影をしてみたくなった。ピョンピョン飛び上がりながら掃除兼撮影をしていたら、妻も乗り気になり、夫婦でこんなシーンを撮ってしまった。因みに義理の親(妻の親)が来る前に掃除も無事終わった。
アイデアと、人物の配置やポーズなど飛び上がり具合、とても面白いと思います。が、ここまでやるなら、ご主人様のTシャツは面白いものを選んで、出来れば左腕も画面から切れないようにして、奥様の表情も見られたら…。また、掃除が必要なさそうな部屋じゃなくしたら、面白さも倍増、かと。
お祭りの休憩中、お母さんが娘さんの化粧直し
メイクされる娘さんの顔の周囲、背景がすっきりしていて、彼女の無心の表情が際立つこともステキですが、お母さんの真剣さがメインテーマでしょうね。奥にいる三人目も含めてそれぞれの視線が三者三様、お祭りの一コマとして、良い瞬間を良い構図で捉えられたと思います。
12月末の冷え込んだ朝、残っていた最後の柿にメジロがやってきたところを、背景に霜で真っ白になった地面を入れて撮影しました。彼らにとっては寒い冬を乗り切るための貴重な食料です。少しづつ大事に食べているように見えました。
メジロも身近にいる鳥、その写真も本当によく見かけますが、こんな風に背景が実にすっきりしていて、メジロと柿が浮き立って、シンプルに日本画のように撮れたところが良いと思います。またピントの良いこと。一朝一夕に撮れる作品ではないですね。日頃からよくファインダーを覗き、よく見ている証拠だと思います。
遊園地の観覧車は、それでもう立派な芸術的建築作品のように見える。それを表現したかった。
思い切ったフレーミングをしましたね。奥の方、反対側にあるゴンドラの色が青で、観覧車のグラデーションも虹のようになっていて、露出が少しオーバー気味、あれ?夢ですか?という感じで面白いです。微妙に傾いているところは修正するか、いっそ斜めにして、さらに「夢感」を増しても良いかもしれません。
伊豆の海で出会った「ミジンベニハゼ」のペアーです。空き瓶の中で生きています。この魚の目はグリーンに輝いていて本当にかわいいです。
海中に沈んだ瓶などに、よく魚が住み着いたところは見ることがありますが、ペアでいて、片方が逆さでいるところが可愛いですね。照明の具合、ピント、良かったです。「どちら様ですか??」と尋ねられているのかと思って、何となく姿勢を正してしまいます。
撮影場所 姫路城
普段あまり看板や文字の入った写真は選びませんが、ピント良く、背景もすっきり、言わんとしていることが分かりやすくて、ユーモアあるところが良いと思ったのですが、タイトルは「…私も猫も努力しています」とあればなお、良かったような…。
毎年、自宅にやってくるツバメ。 年々数が減少しているようです。 時には巣から落ちる事もあり 戻してあげることもあります。 元気に巣立って、また来年戻って来る事を 楽しみにしています。
親鳥の懸命な表情がよく分かるピントの良さ、ひな鳥のモヒカンの産毛も可愛らしく、丁寧に作られた様子がよく分かる巣を入れた構図の良さ、背景は上手くボカしてあるところなど、これも日常でしょうが、粘り強く撮影の機会を待ち、暖かく見守る撮影者の気持ちが伝わってきます。
動物のモニュメントがある公園にて撮影。 キリンの子供になった気持ちで撮影しました。
星空が美しいだけでなく、そこにキリン達の会話が聞こえてきそうです。キリン達も反対側の隅にある樹木も、全部は見せないフレーミングで、見えていない部分がとても気になります。これも、別世界へ誘われるような想像力をかき立てられる作品ですね。
高知県立のいち動物公園で撮影 天候は晴れ フィルターはなし
カワウソくんのぬいぐるみを誰かが着ているのかと思うような仕草が可愛らしくて、やはり微笑みながら、何を言っているのかいろいろと想像してしまいます。ピントの良さ、露出の良さ、構図の良さも、背景や被写界深度もちょうど良い具合だと思います。
神戸市にて撮影。 曇りの夜中。 日本でも数少ないシイノトモシビタケ。 探すのが大変であるとともに、保護しなければならない貴重な存在です。 一か所に集中して綺麗に生える株は本当に貴重です。 全体にピントを合わせずに柔らかく優しい感じにしました。
幻想的、の一言につきますね。キノコの形も配置も良いし、周囲にほのかに映る緑の光や背景の入れ方、露出も良いと思います。自然が作り上げたランプのこの美しさ、20世紀の装飾美術工芸の巨匠ラリックもびっくりするのではないでしょうか。
子クモの誕生の瞬間を逆光の光を使ってファンタジーに表現しました。 レンズの角度で光の状態やピント位置が変わり、上下、左右に数ミリ単位でカメラを動かし、最も表現したい状態を見つけ撮影しました。
子蜘蛛達がこの世に生まれ出てきた場面を、大自然の女神も祝福しているかのようですね。世界はこんなにも美しく、そして儚いことを象徴しているかのようです。背景が暗く落ちていて、必要なところにピントがきていて、玉ボケもクモの糸の揺れもきらびやか、こんな場面に出会って写真に収められたのは、素直に羨ましいです。
真冬の北海道で撮影した写真です。立ち枯れの木々にしんしんと雪が降る素敵な光景でした。 ご覧いただいているみなさまにも、この時の温度感や情景が伝われば幸いです。
ステキな暗闇の中、木々がダンスして、歌を歌っているように見え、自然の光景なのか、人工物なのか迷ってしまいますね。降る雪と、小動物の足跡がずっと奥まで続いているところが自然の中の物語を思わせてくれて、とても魅力的です。
大阪の千里川で撮影しました。 寒空の下シャッターチャンスを狙うのは大変でしたが、いい具合に撮れました。
ここまでメタリックでパキパキな感じだと、これも何だか不思議の世界、ですね。ましてや旅の始まり、終わりだとしても次の新しい章の始まり、つまりこれから何かが起きる、そんな場面で期待も膨らみます。奥行きも壮大な感じで、人工的なものばかりなのに、人が映っていないのも不思議な面白さですね。
青い水中の世界で見る、白と黒のシャチは神秘的で綺麗です
水族館で被写体にしたい相手が思うような位置にきてくれるのは、なかなかないので忍耐が必要だと思いますが、オルカが3頭も形よくポーズしてくれるなんて、「運も実力のうち」と褒めるしかありませんね。水族館のスタッフが記念撮影すると言ってもこんなに上手いように並んでくれないのでは。脱帽です。
協賛メーカー賞 |