結 果 発 表 ( 2023 発表 )
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和歌山の橋杭岩で撮影したふたご座流星群です。 午前2時から5時までの3時間の間に露出20秒で連続撮影したコマの中から、 流星が写っている部分だけを抽出して1枚の写真に合成しています。 徹夜なので眠気との戦いでしたが、 天候に恵まれて多くの流れ星を見ることが出来ました。
橋杭岩に降る流星をハッキリとイメージして撮影に臨んでいると思われます。20秒露出で3時間と言うことで、約数百枚は撮影されたのではないでしょうか。撮影も時間がかかったと思いますが、その後の合成時の駒の選択、円周する星の調整等、後手間をかけられた1枚だと思います。流星が針のように降る光景は迫力満点です。
山頂からの雄大な景色と星空のスケールの大きさを伝えたくてパノラマ撮影を選択しました。
石鎚山の天狗岳と天の川だと思われます。この光景をイメージして登山していると思われます。風景写真は事前から仕上がりまでを予想して撮影に臨む時もあれば、偶然の出会い、現場でのアイデアから得られる光景もあります。この作品は、微かにガスった幸運とパノラマ撮影のアイデアで、一層素晴らしい1枚になりました。
京都市左京区 宝ヶ池にて。夕暮れで池の周囲に咲く桜を撮影。逆光で浮かび上がった桜が妖艶な雰囲気でした。
京都の宝ケ池の池畔の桜と言う作者のコメントですが、逆光で肉眼では眩し過ぎてハッキリと見えづらい状況だと思います。しかしながらその強い逆光のお陰で、池の水面が光り、あたかもこの桜が天から降りてきたような錯覚に陥ります。バックを暗く落とし、画面を単調化したことも効果的だったと思います。
春まだ浅い田んぼに水が張られ、田植え直前のこの日、土佐くろしお鉄道の阪神応援列車が夕陽をバックに走ってゆきました。 ちょうど蝶が羽根を羽ばたいているかのような雲の影の真ん中に、見事なリフレクションを見せていました。 阪神球団のこれからの活躍を期待させてくれる瞬間でした。
鉄道写真を楽しんでいらっしゃる方々も多く、近頃の手法も千差万別で、大風景の中を走行する車両を小さく扱う作画も増えてきたように思います。この作品も正に、見事な夕景をバックに作画されています。田植え前の田んぼに映る焼けも美しく、十分なロケハンとラッキーな夕焼けとの遭遇により素晴らしい作品になりました。
夕日に照らされ光輝く都電の線路と、この線路が夕日で輝く時間に、遠くですれ違う車両を狙ったもの。
この鉄道写真も風景の中に、電車を点景として扱っています。あくまでも線路が主役の表現です。都内に唯一残る都電荒川線だと思いますが、超望遠レンズの使用の圧縮効果で迫力がある画面になりました。線路を真っすぐに撮影できる場所の選定・夕日による効果的な色調の選択が功を奏した作品です。
早朝の山中湖で晴天なり(気温-20℃)とても激寒の朝で、 珍しく(フロストフラワー)が湖面に花が咲いた様に綺麗だった。 又、コントラストを付けるよう偏光フィルターを使用。 手先が冷たくシャッターが思うように押せなく苦労した。
近年、温暖化の影響か?山中湖では、あまりフロストフラワーが現れなくなったようです。超広角レンズを使用して、グット近寄り、富士山を遠くに小さく扱ったお陰で、迫力十分な写真になりました。この調子で、又来年以降で、もっときれいなフロストフラワーを狙って欲しいです。
初めて月食を撮ってみました。 こちらの一枚は合成ですが、こういう構図を予想して、撮りました。
作者のコメント欄に初めて月食を撮りました。と、ありましたが、初めての挑戦で計算ピッタリの作品が撮影できたことに驚きます。撮影前にロケハンを含む緻密な準備がされたと思われます。次回の月食のチャンスには、又違ったアイデアでの撮影に挑戦してください。
金沢市内の漁港広場で、強烈な赤いライトを浴びた二人の親子を低い位置からしゃがんで撮影しました。何のトリックもない撮影でしたが、出来栄えにビックリしました。とにかく変な写真には写した本人がびっくりしています。
漁港広場の赤いライト下でのストレートの撮影とありますが、見れば見るほど不思議なトーンです。二人の後ろ姿のようですが、ズボントーンが不思議でたまりません。作者も仕上がりに驚いたようですが、目で見た光景よりカメラで撮影した結果の方が面白いことは、結構あります。写真表現の魅力の一つではないでしょうか。
落ち葉の舞う情景を表現する為、様々な表現を試みましたがイメージ通りにならないので、 PLフイルターとNDフイルターを調整しながら多重露光で落ち葉の枚数を増やして撮影しました。
水面の落ち葉が、ぐるぐる回る光景の写真は、よく見かけますが、シャッターを数秒・数十秒開けて流す手法が一般的だと思います。この写真は、落ち葉が連続して流れているのではなく、駒飛びのように合成された流れが表現されています。落ち葉の色合いのグラデーションの美しさも加わり素晴らしい作品になりました。
東京スカイツリーの地上450mから見る大都市"東京"の夜景はまさに黄金色一色でした。遠くにまだ夕暮れがかった空が見えるその光景は、夕から夜へと移り変わる瞬間を捉えた刹那の絶景でした。同時に限られた機会の中で、この高さからこの光景に出会えたことに感謝した瞬間でもありました。
スカイツリーからの撮影とのことですが、凄くラッキーな日に行かれたと思います。好条件の日だけでは素晴らしい作品は生まれません。夕から夜に移り変わる色調の変化を見据えてのシャッターチャンスと思います。画面下部の首都高や隅田川・三本の橋の配置などや、面面奥に目線を引き込ませる道路の配置など計算が細かいです。
モノクロに変換し、赤い傘をカラーにして印象を強調してみました。
モノトーンの竹林に赤い傘が印象深い作品です。カメラ内で、赤・黄・青などのみをカラーで発色させ残りは、モノトーン処理することができる機能を搭載している機種がありますが、作者のコメントでは、後処理で行ったようです。どんな写真でも効果的かと言えば疑問がありますが、この作品は、イメージが生きていると思います。
岐阜県恵那市中野方町坂折、棚田100選坂折棚田、日の出前から夫婦で畦畔の草刈り、刈払い機により露が飛び散り煙の様、そこに朝日が当たり一層幻想的な空間となった。
日本の棚田100選の坂折棚田での撮影のようですが、高台から撮影できる場所があったと記憶しています。作者は、日の出前から待機して棚田の朝焼けを撮影しようと訪れたかもしれませんが、太陽が昇り、目前の黄金色に色付いた朝露が飛び散る幻想的な光景に反応して素早く狙い、レンズを変え素晴らしい作品に仕上げています。
太陽が昇る光で朝露の水滴が光る朝、巣穴の中から出てきたキタキツネの子ども。兄弟の肩に手をかけて見上げる瞬間は、生まれて間もなくの小さいこの子達が、一生懸命生きてゆく未来、淡い愛と希望が感じられた瞬間でした。 混沌する昨今の世の中に、大切なものとは何かと伝えられる作品です。
朝露が光る清々しく美しい草むらの中、キタキツネの子供達の何気ない目線の表情が愛くるしく、気持ちが落ち着く作品です。強いインパクトがある訳ではありませんが、何時までも何時までも見ていても飽きない作品です。
秋の穏やかな日、子ども達と一緒にシャボン玉まみれになりながら撮ったのを思い出します。 楽しいひと時でした。
画面一杯に広がったしゃぼんだ玉が光を受けてとても美しいです。背景をぼかしてシャボン玉だけにピントを合わせたことも効果的でしたし、又、背景のオレンジ色の紅葉の木?も効果的でした。画面下部中央に子供さんらしき影が映っていますが、心持もう少しはっきりと写っていればもっと良かったと思います。
福島県三春町のダム湖で行われる花火大会の日に花火の上に三日月がのぼっていました。
滝桜で有名な三春町のダムで行われた花火大会の時撮影されたようですが、合成かどうかコメント覧にはありませんが、大輪の上に、三日月が昇っています。満月ではなく極々細い三日月なので違和感なく花火にマッチしているように思います。もし満月だったら花火と喧嘩してしまい、この雰囲気は表現できなかったと思います。
上野の不忍池で池にゆらゆらと漂う蓮の花弁を撮影しました。 水面に映る緑と波が作り出す模様と、風まかせの花弁の向きに苦労しました。
上野公園の不忍池での撮影とのことですが、周りがビルばかりの場所とは信じられない位、静けさを感じます。水面の緑とピンクのバランスが、水面の動きにより刻々と変化する中で、花弁の位置・向きに注意したとコメントにありますが、ご苦労が報われ臨場感がある素晴らしい作品になりました。
晴れた午後の井之頭公園 噴水と紅葉を撮りました 上から降り注ぐ光と噴水の表現が難しかったです
身近な公園である井之頭公園の池での撮影とのことですが、逆光の光芒に輝く噴水の水飛沫がとても美しいです。露出を切り詰めて、背景を黒く落としたことが成功に繋がっています。画面上部の紅葉も逆光に映えて季節感を与えている重要なポイントになりました。
月明かりの下でホタルが舞い踊るイメージで撮影しました。 思ったより月明かりが明るかったので、ホタルの光を写しつつ全体が白飛びしないように気を付けました。 ソフトフィルターを使ったことで、月明かりもふわっとして幻想的なイメージに仕上がりました。
蛍の光はとても弱いので、月明かりが強いと月光に照らされた背景が明るく写ってしまい、ホタルが舞う光跡が弱くなってしまうので、敬遠する傾向にあります。しかしこの作品はあえて月の光により照らされた渓谷の岩や流れを前景に配し、ソフトフィルターの使用で、作者が感じたであろう現場の雰囲気が十分に伝わってくる作品です。
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