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■ 総評 ■ |
今回は7,000点を超える作品が集まりました。何より驚いたのは、作品のジャンルが多岐にわたっていたことです。若者たちの間で主流となりつつある演出作品、画像処理を施したデジタルアート作品なども数多く寄せられました。
まずは3日間かけて500点に絞りましたが、その時点でかなり作品のレベルが高かったので、そこからさらに100点、50点と選び抜いていく作業はとても大変でした。
賞に輝いた12作品には、どれも物語性が潜んでいます。それが作品の「力」となり、観る人の心を魅了するのでしょう。
近年、スマートフォンやアクションカメラで作品を生み出す人も多くなり、写真表現の世界は多様化しています。これからも色々な機材を使い、撮ることを楽しみながらシャッターを押してみてください。
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審査員( 講評 )・写真家 吉村 和敏 Kazutoshi Yoshimura |
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1967年、長野県松本市生まれ。カナダ暮らしをきっかけに写真家になる。現在、東京を拠点に世界各国、国内各地を巡る旅を続けなが
ら、意欲的な撮影活動を行っている。2003年、カナダメディア賞大賞受賞。写真集に『PASTORAL』(日本カメラ社)、『BLUE MOMENT
』(小学館)、『「フランスの美しい村」全踏破の旅』(講談社)、『カスタム・ドクター』(ノストロ・ボスコ)、『Shinshu』(
信濃毎日新聞社)などがある。 |
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